Archive for 7月, 2006
テーマは安倍晋三。福田氏降りて独走レース。
連載彫刻はいろんな可能性があると思って継続してる。最近は政治フィギア的なものが多かったが、過去作では二十世宗家プロレス面みたいなブツ的なものもある。
今回、視点では広がる可能性が見いだせなかった。その分今回は造形性で何か一つものにしようと思う。類似性、肖像性優先じゃなくなにか。
テンションの維持の為に必要なんだろうな。
8月分いくかー
8月に三十路を迎えるので、この作品が20代最後の作品に。
ニュースに対する良い視点が見つけ出せず、苦戦。なんかニュースを受けちゃう感じ。ニュースのバックにあるうごめくものとか、この視点でみるとこうなる的な、ひねりのある落ちが見つからない。扱いにくいニュースが続いたのと、感覚が鈍ってるのが重なっているのだろう。
人の顔を似せて、何かさせる構図も自分の中で若干マンネリ化を感じて、今回はかなり冒険してみる。
ブサッといってみた。
しかしあれだよね、アメリカにメッセージつたえたいのに、日本海に撃ち込むってのは、なんかラブレター運ばされる友達みたいな、異様な寂しさがあるよね。
そんなレベルの事態じゃないんだけど。北朝鮮にもアメリカにもバカにされ過ぎだよ。
片手にはフォークを、もう片手には7発目のミサイルを持たせるため、腕の角度をコントロールしてゆく。
補助翼つきの、ダークグレーのロウソクを作る。
塗装の為に爪楊枝がついている。
爪楊枝と瞬間接着剤、スーパースカルピーは連載彫刻のマストアイテム。
なんかブッシュは北の姿勢に動じないってののアピールのために、ミサイル飛んでも、誕生日会を敢行したらしい。
どんどん飛んでる。
ケーキを作ったこともない、野郎にしては良い出来だろう。
生クリームのマットな感じを出すために、ホワイトのサフェイサーを用いる。乾燥も早いし。
こんな感じだろうか。
とにかく時間はないので頭で描いたプランに向かって進めてゆく。
時間がなぜないかというと、朝の11時にはギャラリーが開くのでそれまでに完成、撮影、輸送、設置をすませないといけない。トゥエンティーフォーみたいなもんだ。
回収してきた作品から使う部分を外す。
スーパーXとゼリー状瞬間のハイブリット接着なので、ぜんぜんとれない。鼠がキャストで強度があったのでなんとか力技で押し切った。
スーパースカルピーでイチゴを作成。ニュニュっとてびねりで、そのあと約100回爪楊枝でつっついて、ゴマ感を追う。