30センチ立方のギャラリーで時事的彫刻作品の「月刊連載彫刻」6月分が完成いたしました。今回は6/5の読売新聞夕刊一面の「インサイダー認める」の記事をもとに制作しました。とにかくニュースからの時間が無く、ギリギリでの闘いから生まれた作品となっております。

ニッポン放送株を巡る村上氏、堀江氏両者の足のひっぱいあい、そしてインサイダー取引と粉飾決算という古典的な手法、最終的に両者とも逮捕を迎えたという事実を、じゃれ合う子供の姿へと投影しました。

表参道近辺にお立ち寄りの際は、ご高覧いただけると幸いです。

月刊連載彫刻　vol.10　「おともだち」
会期　2006年 6月 6日(火)〜 6月18日(日)
時間　11：00〜19：00 日曜日は〜17：00
　　　　　　月曜休廊

場所　ギャラリーエス内のセンチ画廊

ギャラリーの方々が似てるーと言ってくださり、ひと息つく。

自分では本当に誰の顔かわからないとこまで目が慣れて狂っていたので嬉しい。

今回は搬入日の夕刊からの作品と言うことで、小泉さんの時の搬入朝刊の記録を破った。キツさは一番ヤバかったジョンイルの時と同じくらいだったかな。

おれおつかれ。

接着の後、アトリエからバイクで家に移動。家でフォトカードやキャプション、ファイルを作成、三脚、デジカメ、真空パック機を持ってアトリエに移動、箱詰め、撮影をすませ、表参道へ。

一旦、ギャラリーについて、それから新聞を探す。コンビニでは夕刊紙しか見あたらず、駅のホームまで行って朝日と読売を購入。読売を採用。

切り抜いて、真空パックする。

アップ

アップ

２人を配置し固定する。

瞬間ゼリーと、スーパーX2のハイブリット固定。

６時から25分ほど睡眠をとる。起きても全然にリフレッシュせず。

堀江氏から着色。ブルーが濃すぎたので、ホワイトを入れて調色。

この写真、搬入の日の朝６時７分。

色塗ってねーじゃん。

朝のエフ横で、今日逮捕されると日経の朝刊が報じたことを知る。ナイスエフ横、栗チャン。他紙は死体遺棄の方を一面にしている。どうやら村上氏逮捕は日経以外は間にあわなかったらしい。

夕方一面だなこりゃ。

ネクタイにランドセルでズッコケポーズ。こちらも手が大変。

手とかが大変だった。かわいい幼稚園帽をかぶせ、服の襟も丸味をもたせたソフトなデザインに。