あとで削り出すために、赤黒の多重塗装。黒2層、赤3層。
編み上げっぽい穴を開けてゆく。
内側のいらない部分も削った。
マスクだから、裏側が開く感じにする。
あとで、内側のつながってるのは削り取る。
ウレタンサフェーサーを吹く。吹いて削ってを何度か繰り返す。
しわを作り、柔らかい質を出す。
色が肌色だから、人のしわっぽくて怖い。
形は詰まってきたが、やはり猿首。
面をフルフェイスにする時点で、多少無理はある。ペイントで面らしさを出していこう。
子猿という面をモチーフにしてるんだけど、肌色のスカルピーで途中だとどう見ても猿の生首。こわーい。
そんで何を作ってるかと言うと、和泉さんは直接作れない(プロモーターとかついてる私人だから、小泉さんとかとは違う肖像権とか絡む)ので、この事件を象徴して作品に。
狂言で使う面(能面とは少し異なる)がプロレスマスクになってるというものを、パンツとともに作ろうかと。
伝統的っぽいフロントと後ろはバリバリ派手なプロレスマスクデザインにして、SOKEとかペイントで入れる予定。
ハッスルマニアにあの方が参戦すると聞いて、調べたら、試合は木曜でタイミングもちょうど良い。
あの方ってのは、もちろんHGではなくて、宗家の和泉さん。日本の伝統芸能の後継者がプロレス参戦ってのは、いかにも現代日本!
結構これは文化的事件なんだけど、朝日新聞とかには載んないだろーなー。
連載初のスポーツ紙利用になりそう。