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contemporary sculpture
2002 | works

one’s happy childhood


one’s happy childhood
2002
ペダルカー、ステンレス、鉄、蛍光灯、SHINICHIRO ARAKAWAの古着
w1400mm h800mm d600mmニ台、サイズ可変SHINICHIRO ARAKARA、藤原彩人、吉田朗、3名のコラボレーション

one’s happy childhood
2002
Pedal car, stainless steel, iron, fluorescent lamp, old clothes of SHINICHIRO ARAKAWA
w1400mm h800mm d600mm×2、 Size variable

collaboration with SHINICHIRO ARAKARA and Ayato Fujiwara

現在、様々な困難が子供達の前に立ちはだかっている。アジアの途上国では、明日をどのように生きるのかさえ見えない、そんな状況が子供達の前に広がっている。しかし、先進国といわれる欧米、日本においても、離婚、いじめ、虐待など、社会不安のしわ寄せが、一番弱い子供へと向かってしまう。それに対して子供達ができることは逃げることだけなのではないだろうか?

「子供の遊び」の意味が現代では変わってきてしまった。そこは、唯一、大人達からの干渉を受けず、自分の世界に逃げ込める場所になっている。

このペダルカーは様々な古着からできている。古着に関わる人と人の、とても大きな輪、その中の一人でも、自分の身近な子供達に、そして私たち大人が子供達に与える環境に目を向けるそんなきっかけになれば

子供におもちゃを贈る。そんな何よりも優しい気持ち。この気持ちを古着という人の輪で共有できれば、きっと何かが変わる。

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