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yoshida akira works diary
キングハムスターの逆襲

今日は仕事

今週は仕事がほぼ無くて、今日行くだけ。

暑い週だった。アトリエはなんだか妙に活気があって、お茶室でだべったり、大学っぽい雰囲気を久々に味わった。能率は暑さもあって、イマイチだったけど。

今回の作品、ナンセンスな方に持ってこうとしてるんだよね。社会性と言う名で、ニュース的ソースを作品に盛り込んで、現実をこえるアイロニーや違った未来をインスパイアーできたらって思ってて、継続してそういった方向性で、きてたんだけど・・
ここ二年、現実の方が危険で予想外、予想できても、まさかそうならないだろうという方向に進んでいき、諦めというか、飽和というか先回りする気もおきないというか、そんな気分になっていて、リアリティーもって造っていこうとすると、方向性を振らざるを得ない。

ニューヨークのアーティストがnine_eleven以降、作品つくれなくなった人が増えたってのとは、全く違うと思うんだけどね。
喪失感とか、勿論あるんだと思うけど、ニューヨーク、しかもアーティストの場合って、どんな大きさのイリュージョンも成立しなくなったってことかなと思ってる。

僕の場合は現実への、うーん何て言うのかな、いや、現実からの一時逃避ってのが一番適切かな。社会への興味の減退とでも言うのかな。一時的なものだと思ってるけどね。

ハンス・ハーケとかの作品って、社会的規範が絶対的にある中で、それに反する事象を焙ることで成立してんのかなーなんて思って。

あくまで自分の解釈だけど、そっから引っ張ると、社会性の成立する前提が崩れかけてるように感じている。

あー長いな。もう新宿だ。