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yoshida akira works diary
日々のことがら

アトリエそうじ

そろそろ本格的に新作を作りたくなり、清掃。連載彫刻は4月から月刊でやります。肖像権関係、自分の中で何となく結論が出つつある。ガイドラインみたいのね。Aランチの出品作家さんで、美術の法律関係詳しい方がいらっしゃって、いろいろ話をうかがえた。

それとは別にもう一本個展をいれようと思う。どうなるかはわからんが。一発勝負かけるつもりのをやりたい(いつもそうなんだけどね)。

一般社会と接点持たせたいってのが最近自分の中で大きい(現代美術のマーケットってきっと小さいから)んだけど、その方法論として一つは連載彫刻、つまりニュース性を徹底的に作品に取り込むこと。もう一つ最近頭の中を支配してんのが、時代の空気みたいのを切り取れないかな‥っての。たぶん連載彫刻よりかなり抽象化される。小説とかの影響だと思うんだけど、いいものは切り取ってくるよね。感じなんだけど、鮮烈にわかるってのかな。そんなのを三次元でやりたい。難しいと思うが。

日本だと作品成立のロジックって、西洋のイズムの時差ローカル版
とか、評価の逆輸入とその骨抜き再生産(短期ビジネス的にはいいんだろうね)とかしか無いように感じる。更に、歴史による検証が脆弱だから、何でもあり的なジャンクかコピーがあふれて、普通の人にはさっぱりわかんないんだと思うのね。評論も閉鎖、硬直した業界にしか発信されないからリアクションがビビットにない。

そんなんなのかなーとか僕は勝手に思っているの。

で、わかるのをつくりたいのですよ。さっぱりわかるやつを。そうすりゃ、いろいろをふっ飛ばして、なんかになる気がする。