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yoshida akira works diary
Archive for 4月, 2016

産経新聞に掲載されました

現在開催中の個展に関する記事を産経新聞に掲載して頂きました。

産経新聞4/28朝刊、20面になります。web版の記事はこちら

嬉しい。

無事初日を迎えられました

本日、無事展覧会初日を迎えられました。

毎回そうなんだけど、初日の開始時間まで足掻きたくなって、なんか台座とか気になってペンキ出しちゃったり、落ち着かずソワソワしちゃう。

はじまる時間になって、見に来てくれる人が来ると観念するというか、自分も作品に対して観者に回るというか、まあこうかという気持ちになる。

無事スタートできて良かった。

これから搬入

今日は展示の搬入日。
作品と什器をまとめて車を待つ。

だいたい準備が済んだので、ひと休み。

うまくセットしよう。

今日は作品を磨く

展示が近づき、ちょっと緊張したりもする。

今日は一度箱から出して磨き。ペーパーから、バフ、手磨きをあちこちで繰り返す。

「吉田朗展」開催のお知らせ

2016年4月18日から30日までHideharu Fukasaku Gallery Roppongiにて「吉田朗展」を開催します。

今展では「ダルマ」シリーズに加え、新作「エビ子供」シリーズも展示致します。

「ダルマ」はギリシャ経済危機の際にニュースなどでもちいられた「バスケットケース(basket case)」という表現からインスピレーションを受けて制作されました。「バスケットケース」は戦場で両腕・両脚を失い担架で運べない兵士を指す言葉が転じて、巨額の財政赤字で苦境に陥いる国を指します。それを福島第一原発事故以降の日本の状況に当てはめたのが「ダルマ」シリーズです。手足のない「バスケットケース」という状態を日本的な「ダルマ」へと形状的にすり替え、さらにその「ダルマ」を溶けていく形態に発展させたことで「手も足も出ない上に溶けてしまっている」という厳しい現代日本の状態を表しています。

「ダルマ」シリーズの制作をする一方、2011年の東日本大震災以降、世界が少し変わったような感覚を持つようになりました。これまでの想像を超えるような様々な事象が次々と発生し、それらが起きるスピード はどんどん加速するのに反比例するかのように、ひとつひとつの事象の重みは軽くなるというものです。
「猛烈なスピードで移りかわっていく世界の中で起こる一つ一つの出来事を直接的に作品化するよりも、『少し変わってしまったような世界』そのものを表出する方がより現在の状況を表現できるのでははないか」と考え、これまでの「事象に対する直接的なアイロニー」という手法から、あえて「ナンセンス、カオ ティックな状況を作品に持ち込む」という方法で現代性を表現しようと試みるようになりました。その中で生まれたのが新作「エビ子供」シリーズです。

作品そのものの素材や表現手法は統一されていますが、表現の仕方が異なる作品の変化が鮮烈にご覧頂ける展示となります。新作約6点を発表予定です。

 

吉田朗展

2016年4月18日(月) – 4月30日(土)
11: 00 – 19 : 00 (last day -17: 00)  日・祝日 休廊

Hideharu Fukasaku Gallery Roppongi
〒106‐0032 東京都港区六本木7-8-9 深作眼科ビル1F・B1
TEL: 03-5786-1505  FAX:03-5786-1506  E-mail:hfg@fukasaku.jp
HP: http://www.f-e-i.jp    http://www.facebook.com/hfgroppongi

協力 ユカリアート HP: http://www.yukari-art.jp E-mail:info@yukari-art.jp

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