口が無く無表情。これはこれで嫌いじゃない。塗料と台がくっつかないようにピンで浮かせている。
当初の予定からマケットサイズが変更になり後ろのやや大きめのマケットはボツに。
サイズ変更にともない素材もスタイロからバルサに変更した。組み合わせの板厚の問題と、バルサなら型取りをしなくてもフィニッシュできる点を考えてバルサに。大小マケット共に頭部はFRPで制作してつなぎの部分は木工用エポキシパテを使う。早そうなマテリアルを組み合わせて使い急いで作る。
バルサ材にパソコンから出した型紙を貼り付け、ジグソーでカット。それを貼り合わせて大まかなサイズ、形を合わせる。頭部は石膏どり、FRP化がもう済んでいる。ここから接着して、削り、パテ埋め、平滑化、塗装と進んでいく。一応ミリ単位で先方にサイズを出しているので、きっちり合わせる。
探索者 石井厚生 退職記念展 −諸材料専攻卒業生と共に− が多摩美術大学美術館他3会場にて開催されます。この展示に諸材料専攻卒業生として出品します。
「探索者 石井厚生 退職記念展 −諸材料専攻卒業生と共に−」
会期:2010年6月2日[水] → 6月23日[水]
開館時間:10:00—18:00(入館は17:30まで) 火曜日休館 入館無料
会場:多摩美術大学美術館
東京都多摩市落合1-33-1
京王相模原線 京王多摩センター駅中央口、小田急多摩線 小田急多摩センター駅中央口、多摩モノレール 多摩センター駅
いずれも駅より徒歩5分
ウェブサイト:http://www.tamabi.ac.jp/museum/
全出品者(計28組、29名)
秋元珠江、池ケ谷肇、石井厚生、磯崎道佳、市川武史、岩崎奈々、大谷俊一、
小野博、笠原恵実子、金賢鎬、小泉俊己、小林耕二郎、後藤智、齊藤潤一、
塩津淳司、柴田芳作、高田安規子・政子、鳥光桃代、長塚秀人、本間純、森哲弥、
諸泉茂、吉川陽一郎、横溝美由紀、吉田朗、吉田哲也、米原昌郎、Linda Dennis
※私は多摩美術大学美術館にて展示をいたします。第2、第3会場は石井厚生先生の展示になります。
第2会場
多摩美術大学図書館(八王子キャンパス)アーケードギャラリー
第3会場
多摩美術大学彫刻棟ギャラリー(八王子キャンパス)
私は2008年制作の「ボサツX」「ボサツZ」のシリーズ2点を出品する予定です。
ボサツZ
2008
ガラス繊維強化プラスチック ウレタン塗装 エアブラシによる彩色
w550mm h1670mm d540mm
設置作品のマケットを作成する。
高さが300mm前後との指定なので、スタイロと発泡を使って作ってみる。
ここから形を仕上げて型取り、FRP化、塗装と進める予定。
顔面が完成したので、首輪をマスキング。データ上で見るのと立体を相手にするのでだいぶ違う。
長さとかがうまく行かない箇所が必ず出るので、現場調整が必ず必要。
耳ほかがある程度硬化したら、髭や口を吹く。個人的には髭、口等がない方が可愛いのではないかと思ったりする。