引き続き張り子の小に髑髏を吹いていく。
今、家の地下の塗装ブースには大きな張り子も持ち込んでいる。
画像の右奥に作業デスクがあり、小さな張り子が載っかっている。
小さな方で柄の様子を見て、大きい方に取り掛かりたいと思いつつ、小さな方にも結構手こずる。
ひと息ついて、椅子を引くと大きな張り子の頭に自分の後頭部がぶつかる。。
インスタグラムをはじめてみました。今のところ、更新はインスタグラムの方が早めです。英語と画像でやってみています。
みちのおくの芸術祭「山形ビエンナーレ」関連のグループ展「カフェのような、彫刻のような」に出品致します。
AGAIN-ST第8回企画「カフェのような、彫刻のような」
会場=NEL MILL
東北芸術工科大学 芸術研究棟Cギャラリー(ROOTS & technique)
〒990-9530 山形県山形市上桜田3丁目4-5
日時=期間中の金・土・日・祝日(9/1, 2, 7, 8, 9, 14, 15, 16, 17, 21, 22, 23, 24) 10:00~17:00
出品作家:
L PACK.(エルパック)、保田井智之、吉賀伸、AGAIN-ST(アゲインスト)(冨井大裕、深井聡一郎、藤原彩人、保井智貴)
作品出品協力:
青田真也、大野陽生、柄澤健介、黒川弘毅、中西紗和、michi、八木貴史、山本桂輔、吉田朗
器提供協力:
氏家昂大、高妻留美子、佐藤悠生、田久保静香、根本裕子、三浦彩希、学部生選抜作品
協力:東北芸術工科大学、乃し梅本舗佐藤屋(佐藤慎太郎)、小山藝術計画、MA2 Gallery、YUKARI ART、YUMIKO CHIBA ASSOCIATES
イベント:
トークライブ:「カフェのような、彫刻のような」
9月1日16:30~18:00
会場:NEL MILL(ROOTS & technique)
参加者:AGAIN-ST+大野左紀子(文筆家)
広報物デザイン:小山麻子
監修:L PACK.(エルパック)小田桐奨と中嶋哲矢によるユニット。共に1984年生まれ、静岡文化芸術大学空間造形学科卒。アート、デザイン、建築、民藝などの思考や技術を横断しながら、最小限の道具と現地の素材を臨機応変に組み合わせた「コーヒーのある風景」をきっかけに、まちの要素の一部となることを目指す。
企画:AGAIN-ST(アゲインスト)
彫刻を表現のベースとする作家、彫刻を専門領域とする批評家、美術の現場に携わるデザイナーで企画された活動。展覧会と、その会期中に行うトークライブを主な手法として、彫刻についての問題提起を続けている。メンバーである作家全員が美術系大学の教員でもあることから、会場は大学の展示スペースを使用し、毎回テーマ設定を変え、テーマに合わせてゲスト作家、批評家を招聘して展覧会を開催している。メンバーは石崎尚、小山麻子、冨井大裕、深井聡一郎、藤原彩人、保井智貴。
展示が無事おわり、張り子を制作しはじめました。
離型剤を塗る。
ゲルコートガンで一層目と二層目を吹く。
ファイバー層を貼りこむ。
夜やっていると必ずくるトカゲ。
雌型分解、脱型。
離型剤を洗い落とす。
雌型にダメージが出たり、足回りが収縮でシワシワになったりなど、いろいろあるけれど、まあまあかな。
7/7の七夕から個展があるので、それに向けて進めてます。
黒ベース、パール関係でグラデーションを作ってみた。制作中、移動時に尖った頂点によく刺さってる。
台座を四角じゃない感じにしてみたい。レーザーでイメージをつかもうとしてみる。
このままレーザーで切れれば良いのに‥
なんとなく並べ方とか想像してみる。
ジグソーで切って、面を取り付けて、サフを吹く。手仕事ですな。レーザーで切って焦げたみたいに見える。
東京 南千住のHIROUMIにて7月7日より7月27日まで吉田 朗「play with soft toys」展を開催いたします。
吉田朗(1976年生まれ、多摩美術大学卒業)は主にFRP(ガラス繊維強化プラスチック)を素材とした立体にエアブラシで繊細なペイントを施し、ポップなヴィジュアルに見える作品に現代社会が抱える問題や矛盾を風刺的に表現してきました。個展やグループ展で作品を発表する一方、香港の地下鉄・MTRの駅構内に設置されるパブリックアートの制作や、日本一の宝くじ売り場・西銀座チャンスセンターの「宝猫」など広く一般の方に親しまれる作品の制作も行ってきています。
制作にあたり、吉田は作品が自分とかけ離れた物ではなく、自身にとってリアリティのある物とすることを大切にしています。東日本大震災以降、作家は作品に対する社会性の取り込み方に変化があったと言います。
「自分は社会的な視点で作品を作ろうとしているが、実はそれは社会に還元するためではなく、自分の作品を現代美術風にするために社会的事象を利用しているだけで、社会に対する還元がないのではないか?」
そこで、近年は作品からあえて社会性を弱め、ぱっと見のビジュアルや立体の形といった造形性そのものを追求する方向へシフトしつつあります。作品の表面にエアブラシで施す絵柄でテーマを表現するよりも、形そのものに現代性を持たせる方が今の自分自身に合い、見てくださる方々にもより自分の感覚をストレートに訴えかけることが出来ると考えたからです。
今展で出品するのは全て、その流れの中で制作された実験的な作品です。
ぬいぐるみなどの子供向けのおもちゃを作品のベースとして使い、その上に直接ポリエステル樹脂を塗り込み、物(おもちゃ)本来が持つ機能性を一度奪ってからプラスチックへと加工しています。さらに立体的なCut & pasteを行ったり、LEDネオンなどを組み合わせたりして新たな物(作品)へと再構成するという過程を経て制作されました。
「作品の中に現代性を求める為に、何かをゼロから無理に制作するよりも、現代性があると自分が感じるもの(今回は既成のおもちゃ)を作品の起点にしても良いと考えた。」
と言います。
今展のために制作された未発表作品4点により展示を構成する予定です。
是非ご高覧下さい。
記:
作家名: 吉田 朗 (Akira Yoshida)
展覧会名: play with soft toys
会期: 7月7日(土)より7月27日(金)まで
営業時間: 11時-17時 日曜休廊
オープニング: 7月7日(土)18時より
協力: ユカリアート
お問い合わせは下記まで
HIROUMI
e-mail: info@galleryhiroumi.com
URL: www.galleryhiroumi.com/
ACCESS
〒116-0003 東京都荒川区南千住6-25-13
日比谷線・三ノ輪駅から徒歩10分
日比谷線/常磐線・南千住駅から徒歩10分
都電荒川線・三ノ輪橋駅から徒歩5分
都電荒川線・荒川区役所前駅から徒歩5分
デザートカモフラージュパターンの張り子を進める。
↑はクリアを吹いて仕上がってきた画像。
マスキングを駆使して砂漠用迷彩に吹いていく。迷彩の縁を枠取りマスキングして、薄い色から吹いていき、マスク、一段濃い色を吹いてマスキング‥と繰り返していく。
その後にデザートカモフラージュの特徴の「ごま塩」的カラーを吹いていく。
大まかにカモフラージュ柄が吹けたら、クリアを一回入れて、ペーパーがけ。マスキングの段差を削り落とす。
そして、サインを吹く。今回は白目部分と同じグランドメタリックで。サインは横長に改変してみた。
あとはクリアの吹き重ね、ペーパーからポリッシュ、箱作りなど工程はあるんだけど、見た目的にはだいたいこれでフィニッシュ。
これまでの犬張り子シリーズと同じく、日本がアメリカの犬で張り子である と言うこと、最近の日本の状況から再軍備化を1つのテーマにして制作しました。
左側面後方には在日米軍司令部のロゴマークを参考に作った柄をペイントしています。
あやしいほうの制作が続く。
ヌイグルミにポリを塗りまくる。調理用のシリコン容器が便利。布団乾燥機ボックスに入れて強制硬化させる。この冬は寒さが厳しくて、あっためないとポリが硬化しない。
素材たち。
あやしいほうから一転、張り子をsuanaで進める。ベースカラー完了。
マスキングのシミュレーション。ズラっぽい。ラインの雰囲気を掴む。
吹いていく。マスキングして、耳吹いて、マスキング材で髪のライン出し
マスキングして、髪吹いて、塗り分けて
耳髪完了。
目の位置を探る。髪の毛ライン基準で目の位置を決めていき、目の位置基準で鼻と口の位置を探る。鼻口は高さで幼さ具合が変わる。
もうちょい続きます。
前回、雌型の完成までは書けました。
その雌型を使って、中身を作っていきます。今はいい離型剤があるので硬化不良も無く、カッチリ出てきます。
ただ、雌型の積層が甘くエアが入った所などは持っていかれて穴が空くので、修正していく。型を育てている感覚がある。
石膏型だと型取りのたびに崩れていって補強は難しいんだけど、ポリ型は修正して精度を上げれるのでそこは良いなと思う。
上半身と下半身を接合。足にナットを仕込んで固定用にする。
手前が上下接合したFRPの張り子。奥の銀のがアルミ。FRPのは全面にペーパーを当てたので白っぽい。
で、型がまあソコソコいけていることを確認したので、別の制作に入る。こっちはかなりあやしい。
ファイバーグラスを巻いて、
ヌイグルミに樹脂。
ヌイグルミを毛をバリカンで刈るも、毛深すぎてバリカンが壊れる。スキカット弱し。
こちらも自立させる為に足にナットを仕込むので、エアソーで足カット。当然ながらヌイグルミなのでわたが出てくる。
わたをむしり取って、ナットを埋め込み固定。足を元どおり接合。これを左右で行う。
あやしいけど、まだ続きます。